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【銀魂】柳生家の忍者【男主 原作沿い】

第16章 ドライバー編(原作沿い)





「澪ー!書類できた?」

「もうちょっとで終わる。そこ置いといて。」


「…………………。」

「斉藤隊長、その書類は右から
3番目の棚にお願いします。」


真選組のトップ3が
ドライバーになって早2週間。

3人ともモンハンに熱中しているせいで
仕事の書類は溜まるばかりだ。


副長だけは空いた時間に手伝ってくれるものの
それだけでは3人分の仕事量を捌ききれない。
退や斉藤隊長に手伝ってもらっているが
それでも厳しい。






ドライバー事件が起きてから
柳生家にも帰っていない。
何せ寝ずにやらなきゃ終わらない仕事量だ。
一応若に許可をもらって
ここで寝泊まりを続けている。

はぁ、久々に若や東城にも
会いたくなってきたなぁ。





そういえば今日は
トップ3が出揃ってオフ会に出かけたらしい。

ゲーマー星人に会えるかもしれない、と
副長と沖田隊長は嫌に殺気立って
出て行ったけど…大丈夫かな。











夕方になり、
今日も終わらない書類の山を
見上げてため息をつく。

「今日中の書類がこんなに…。
今日は徹夜かな。」


「え、また徹夜?
澪、ちょっと休んだ方がいいよ。」


「大丈夫だよ、これくらい。」


退の心配も他所に部屋を出る。


少しだけ休憩して、夕飯食べたら
また仕事に戻ろう。


廊下を歩いていると、
ドライバーが見える。

……帰って来たんだ。




「…お疲れ様です。オフ会はどうでしたか?
何か掴めましたか?」


「…いや、情報は得られなかったが…
桂を捕まえた。」

副長はタバコをふかしながら言う。
オフ会前はドライバーになった自分に
イライラしてパソコンに向かいながら
常にタバコ吸ってたのに…。

今は何か、吹っ切れたというか、
そんな感じだ。



副長の目線の先を見ると、
小太郎が取調室に
引っ張られていくのが見える。


「こっちでさァ、早く来いや。」

「ギャアア!ドライバーの先引っ張るなあ!
やめろおおお!ドライバーとして
1番大切な部分を傷つけたら!
もうネジを閉められなくなるだろおおお!!」


竜宮城以来久しぶりに会った小太郎は
ドライバーになっていた。


「うわぁ……小太郎もか。」


呆気ないその姿にドン引きしていると、
反対側にいた局長に肩を叩かれる。




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