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終焉のroad
第2章 有栖川誓歌 アリスガワセイカ
私が感情を捨てたのはいつだっけ?
自分でも思い出せないほど前なのかな
笑うことをやめ泣くことをやめ、ただひたすら敷かれたレールの上を歩いてきた。
ここまでやってこれたのはお父様の為。
大好きなお父様に認めてほしいから
女が生まれてがっかりして生まれたばかりの私を殺そうとしたお父様のおかげ
大好きなのに抱き締めてほしいのに誉めて欲しいのにお父様は私自身の事は見てくださらない
私が次期当主になるのだって納得していない
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