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【ハイキュー】よんぶんのいち。#Setters

第3章 変わる日常


机に向き直り、カレーパンを見つめ目を輝かせる。

「カレー…!」

そういえば、好きなんだっけ、カレー。

少し幼く見える影山くん、

ちょっとかわいい。

すぐ袋から出してガツガツかぶりつく姿は、なんか野生の動物っぽかった。



私もひかりの方に向き直り、カットパインを口に運びながら考える。

昨日の今日で、こんなに変わるなんて。

少しずつ変わり始める私の日常

それを実感して、喜びを感じた。


「遥、それいっこちょーだい」

サッとパインを取ってガッと口に放り込む。

『私のパイン〜!!!』

あはは、と笑うひかり。

こんな他愛のない会話さえ、楽しく感じた。
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