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──今日もまた、いつもの場所で──
第2章 村井彼方
仕方なく、私は村井彼方の隣へ行った。
村井彼方は、窓際にもたれて立っていた。
私は窓に顔を向けて、秋の風を感じていた。
「…一ノ瀬ってさぁ。」
「何?」
「変だよな。」
「はああ!?」
なんで、初めて話すようなやつに変呼ばわりされなきゃいけないの…と思うが、私も『ぼっちくん』って言っちゃったしなあ。
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