• テキストサイズ

──今日もまた、いつもの場所で──

第2章 村井彼方


仕方なく、私は村井彼方の隣へ行った。
村井彼方は、窓際にもたれて立っていた。
私は窓に顔を向けて、秋の風を感じていた。

「…一ノ瀬ってさぁ。」
「何?」
「変だよな。」
「はああ!?」

なんで、初めて話すようなやつに変呼ばわりされなきゃいけないの…と思うが、私も『ぼっちくん』って言っちゃったしなあ。
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp