第4章 練習試合
『ー...』
「試合が始まっている。ほら、見ろ」
『えー?』
歩きながら緑間君に着いてきたきた場所は二階だった
海常のバスケ部の人が沢山並んでいるようだが
『...私は』
「しっかり見ろ。黒子と黄瀬を。お前がどう思うか本当の真意を見つけろ」
『..緑間君』
前を見据えているけれど、彼の言葉は私のことを探るよう
けど、すべて正しいこと
あの頃と変わらない
『...変わらない?』
「黒子がいないな。まさかあの寝転んでるのがそうか?」
『え?』
誠凛のベンチに寝ている男の子
頭に包帯を巻いて、、、
『テツっ!』
「落ち着け。今は試合中だ。あまり大声をだすな」
『でも!テツがっ!』
「黒子がいない誠凛だが、チームメイトは諦めてる奴はいないようだ。点差は離れてない...バスケをみろ」