• テキストサイズ

繋ぐのはバスケです

第4章 練習試合


『緑間君!ちょっと待って!』

グイグイと、引っ張られてとうとう海常まで来てしまった

『私はー』

「やはりな...」

『え?』

「お前はバスケから離れているようだな」

『...なんで』

「理由には触れん。お前がどう思おうと俺は常に勝つバスケをしている」

『...』

「それは全くお前とは違うバスケなのだろうな...」

『みんなは強いからきっとそうなんだと思う。バスケには常に一生懸命で、けど、私は弱いから...頑張っていたことさえ私は馬鹿馬鹿しくなって、バスケのせいにした...』



私はあの人自身を見つめることさえやめてしまった







たった一つの感情のせいで






「一つお前は勘違いをしている。お前は..離れているようだが、現場は離れてはいない。ただ、立ち止まっているだけだ」

『そんなこと』

「...お前はバスケが好きだ。それは今も変わらないからだ。ただ、お前は...」










「昔の自分から...青峰を忘れられない。それだけだ。離れたいのはバスケではなく青峰だろう?」

/ 59ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp