第2章 画面の中
??「こーし。」
菅原「うわっ!」
不意によく知っている声で名前を呼ばれたからビックリしてしまった。
しかも、本人が出ているAVを見ている前で。
如月「あ、あたしの新作見てくれたんだー?こーしのことだから、あたしが出てる作品全部見てるんでしょ!」
菅原「う、うん...この前のレズものも、またその前のメイドのやつも、全部全部見てるべ!」
如月「そっか。ありがとうね!いぇい。これでまた給料が上がるわ〜!!
10年以上も一緒にいる幼なじみの表情を見逃すほど、俺は鈍感じゃない。
俺が夢の出てるAVを見てるって言った時、一瞬、悲しい顔になった。