• テキストサイズ

ハニードロップス

第1章 小さな秘密



ルイ君は葵ちゃんのことだけ名前で呼ぶし、葵ちゃんは結構髪が長いのにキスしているところを見たことがない。
それは、本当に好きな子だからだろう。


「ルイ君私、本も返したしそろそろ帰るね。」


「うん。バイバイ夜神さん。」


「バイバイ。ルイ君。」


「じゃーな、高梨!」


「バイバイ。葵さん。」


ルイ君が、葵ちゃんのことを名前で呼ぶたびに私の胸はズキズキするんだ。


/ 16ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp