• テキストサイズ

ゲームはお好き?

第3章 信用


白川側

『それで此処に来たんだね』

メ「そうなのよー」

説明がほしいと思われる視聴者に

メリーさんが後ろに立っていた

私は振り返ってメリーさんを殴った

メリーさんのお腹にパンチを入れてその場でうずくまる

メリーさんをそのまま縛り上げて床に座らす

私は自分の椅子に座っている

こんな状況だ

『そんで、お友達は?』

メ「花ちゃんはトイレだしー、テテちゃんとトトちゃんは何処か行っちゃうしー、裂け先生は職員室出しー」

『他はいないの?』

メ「今はこれだけだよー」

呑気で陽気に喋るメリーさん

メリーさん

皆のイメージはどんな感じでしょうか?

とりあえず、私の前で座らせているメリーさんは

とても美人である事

ウェーブの掛かった長い金髪に濃い緑の瞳

黒いワンピースを着ており、肌は青白い(幽霊?だし)

外人さん風の美女である

3年前の事件がきっかけで仲良しになったのだ

他にもいるが紹介は現れたらしてあげるよ

メ「また狙われているのー?」

『じゃなきゃ此処にいないでしょ?』

メ「そうだったねー」

因みに、天然である

メ「でも、向こうで誰か待ってるよー」

『誰か?』

扉の向こうを見るメリーさん

メ「現実世界だけどー、此処の扉は開かないよー」

『そうだったね』

この青い満月が出ているときは異空間であってそうではない

現実世界に微妙に繋がっているのだ

扉を開けるにはこちらから開けるしか手段がない

現実世界から誰かが扉を叩けば繋がる仕組みだ

これでこちらの世界に誰も来ない事が不思議と驚くのだ

メ「七さんがねー、食べたいってー」

『知ってる』

メ「近いよー。ゲーム」

『知ってる』

そもそもこの空間に叩きこまれた時からわかっていた事

『私は1人かな?』

メ「多分ねー。前回のが残っているからー」

『はぁ、わかった。じゃあ、帰るよ』

メ「外してよー」

『テテちゃんか花ちゃんにでも頼みな』

椅子から立ち上がって扉の前に進む

メ「案外、扉の前に立っている人達が参加者になるかもねー」

『えっ?』

振り返ろうとした時には遅く

自分の手は扉を開けていた

真「ぬっ!」

ジャ「なっ!」

それと同時に廊下で2人が転倒した

『何してるの?』

水島「氷月っ!」

避ける
/ 321ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp