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第10章 2つ目


メリーさんは俺の前まで歩いてくると

その場からどくように言った

奈々もベットから降りて氷月を見守る

メ「全く、この子は~」

テ「えー、脱走してたのー?」

メ「そうなのよ~」

なんの話をしておるのかさっぱりわからんかった

メリーさんは手に持っている白色の人魂を

氷月の中に入れるかのように押し当てる

水島「ちょ!」

白色の人魂は氷月の体の中へ入っていく

『うっ...』

小さな呻き声と一緒に目を覚ます氷月

そのまま上体を起こして片手に額を押さえる

そして俺達の方へ顔を向ければメリーさんに目をやった

『よくわかったね』

メ「あなたが大人しく待っている訳ないもの」

先程まて見ておったメリーさんは面影もなく

真剣な眼差しと表情で氷月を睨んでおるようじゃ

幸「氷月って、もしかして近くにいたの?」

「「!?」」

幸村の衝撃発言に全員が自身の耳を疑った

『知ってたんだ』

さらに衝撃発言で追い打ちを食らう俺達

幸「だって、あんなにも声が聞こえたらね」

『さすがにバレましたか』

幸村の笑顔に対してやらかしたと言う表情をする氷月

俺達は全くわからないんだが

保健室を出た後の事を参謀に聞けば

進路相談室の扉を開ける前に幸村が天の声を聞いたと言っておった

その天の声に従い七不思議を解決

だが、その天の声は氷月の声に似ており

メリーさんから道中に幽体離脱をして追いかけてきたと聞いた

「「......」」

『あ、あの。皆さん?視線が痛いんですけど...』

メリーさんが持っておった白色の人魂はどうやら氷月の魂だったらしい

その後、青学からも説教を受ける氷月

さらに反七不思議達も説教に加わり奈々までもが参加

『......』

約10分に渡る説教を受けた氷月の精神は

色々な意味でボロボロであった

ベットの上に力なく仰向けで寝ており、表情は無表情を極めておる

そして、目の焦点はあっておらんかった

幸村が持っておった赤いビー玉が椅子の上に加わって2つになる

これだけの時間を費やして解決した七不思議は2つ

これからサクサクプレイをしんといかんぜよ
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