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いちご牛乳
第9章 不安の隙間 R15
銀ちゃんside
咄嗟に抱きしめると名前は
「銀ちゃん…」と小さく自分の名前をいいこっちへ向き直す
片方は腰に手をやり、もう片方は腕まくらをしてやる。より密着された身体
またも名前に名前を呼ばれ
胸元にある名前の頭は上を向く
自然と上目遣いになり、今まで泣いていたからか目にはうっすら涙が浮かんでいる
これ以上はヤバい。
そう思った銀時は名前の腰に回していた手を退け少しだけ距離を取る
すると名前は腕を銀時の首に回して
「離れないで…どこにも行かないで…銀ちゃん…」
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