第4章 兄
昨日の寝不足のせいかさっさとお風呂に入って寝たい
早々にお風呂を済ますと廊下に座り込んでる銀時
「あれ?待ってたの?ごめんね!次どうぞ!」
「おおおう!名前!!怖いなら待ってていいんだぞ!!どうしてもって言うなら待ってていいんだぞ!!!!」
「わかったわかった!待っててあげるから、早く入ってきちゃって!私昨日あんまり寝れなかったから眠くて…」
目をこすりながら言うと
「絶対に待ってろよ!!俺は怖くなんかないけど、お前の為だからな!!分かってるか!???」
「わかったよ!早く入って!!」
シャワーの音が聞こえてくると
「おーい!!名前ちゃん??いるよね??そこに居るなら返事してぇぇぇ!!」
「大丈夫〜いるよ〜」
このやり取りを何回かして銀時が出てきた
部屋の前まで2人で歩いて行くと
「じゃ、おやす…み?」
じーとずっと見てくる銀時
「何??」
何も言わずただじーっと見られてる
「(もしかして、1人じゃ寝れないのかな…しょーがないな…)」
「あの…銀ちゃん?さっきのヅラちゃんの話やっぱり怖くて…よかったら今日はこっちで布団ひいて一緒に寝てくれない?」