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いちご牛乳

第13章 月の差し込む夜 R15



次の日の朝


(…ん?布団の中?昨日は辰馬としこたま飲んで…辰馬が潰れたから私の勝ちで……確か銀ちゃんが部屋まで付いてきてくれて…それで………ダメだ全然思い出せない。)






布団から身体を起こすと
「イタタタ。頭いたーい!!そんなに飲みすぎ……たか…飲みすぎたね。昨日は。まあ、辰馬のせいか…」




完全に起き上がり、二日酔いで痛む頭を摩りながら厠へ向かう
すると目の下にクマの出来た銀時に会った



「おおおおう!!名前じゃねーか!!」



銀時は名前の顔を見るなり目線を逸らししどろもどろになりながら話しかける



「おはよー!銀ちゃん!!昨日は飲みすぎちゃった!!昨日部屋まで送ってくれたの銀ちゃんだよね?ありがとね!私すぐ寝ちゃったよね?全然覚えてなくて…あ、辰馬だ!!」




名前は坂本を見かけるなり、昨日の文句を言おうと坂本の方へ駆け寄っていってしまった





(…えええええ!!!名前ちゃん覚えてないの!???昨日あんなことしちゃったのにぃぃぃ???)


坂本に昨日はよくも飲ましてくれたな!!と文句を言う名前をうらめしそうに見つめ銀時は項垂れると同時に絶対に自分の居ないとこでは酒は飲ませないと心の中で誓う



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