第13章 月の差し込む夜 R15
足で襖を開け締める。
布団は既に敷いてあったのでその上に名前を降ろすが名前が離れない
「名前ちゃ〜ん。嬉しいんだけどそんな事されたら、銀さんの銀さんがどーにかなっちゃうよ〜。ヤバイよこれ〜それとも誘ってんのか?」
名前は銀時の首元に巻き付いていた腕を外し両手で銀時の顔に触れる
「誘ってるって言ったら…どうする?」
答える前に名前の唇を自分の唇で塞いだ
クチュクチュ…
「ん…ん…ふぁ。」
最初から激しく舌を絡め名前を求める
名前も酒が入っているからか積極的に銀時の舌を探し求める
酒の匂いが入り混じったキスは、すでに酔っ払っているのにまた酔いそうになる
しばらくして唇が離れ2人の間には銀色の糸が繋ぐ
月夜の明かりだけ差し掛かった部屋、布団の上、酒の匂い、酔ってるからか息が荒い
吸い込まれるように銀時はまた名前に口付ける