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薄桜鬼~千鶴と薫の弟君!~

第1章 ~PROLOGUE~


今日の、朝餉の時間は千鶴おねぇちゃんが、全然元気が、無かった。

左之にぃに、聞いた事によると、山南さんになにか言われたようだ。


……いくら、山南さんでも、千鶴おねぇちゃんを泣かせたら許さないよ?

この日の、朝餉はとても静かで、空気がピリピリしていた。


雅紀「………(^言^)ニコニコ」

全員ー雅紀、千鶴(…笑ってるけど、怖えー)



あれから、時がすぎて、夕餉の時間。
今度は、雅紀と千鶴の二人で、山南の分のご飯を持って、部屋を訪れていた。


《山南の部屋》

雅紀「山南さん、失礼します」

山南「雅紀君と、千鶴さんですか。どうしたんですか?」

山南さんの、左腕は、包帯が巻かれていて、とても痛々しい

雅紀「ご飯を持って来ました。」

山南「今回は、雅紀君ですか?……これは、誰の指示で?」


山南の目線には、食べやすいように握られた小ぶりのおにぎりや、細かく刻まれた具の入った味噌汁だ。

雅紀「誰の指示でもありませんよ。でも、考えたのは、千鶴おねぇちゃんです。僕も、手伝いましたけど…」

山南「また、アナタですか。…今朝も断ったはずです。余計な事は、しないで下さいと。」

千鶴「あっ、えっと。…すみません。」

雅紀「ープチン」

この時、雅紀の中で何かが切れて、サッっと、雅紀の顔から、笑みが消えた。

山南と千鶴は、その様子に気づいていないようだ。

山南「いかにも、私のためを思ってのようですが…」

山南「結局、あなたは、自分の居場所を作りたいだけじゃないんですか?」

千鶴「……っ。
出すぎたまねをしてすみま…」

ーダンッ

雅紀「おい。お前、もう一回いってみろよ」

山南「なっ!」


雅紀は、山南の胸ぐらを掴んで、畳の上に押し倒した。

声も、普段の雅紀からは、考えれないぼどの低い声で、口調も変わっている。

山南は、驚きで目を見開いている。



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