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薄桜鬼~千鶴と薫の弟君!~

第1章 ~PROLOGUE~


一週間…

ここで、土方さんの補佐をして一週間の日がたった


変わった事といえば、やっと僕から新選組の人達に、話しかけれるようになった事と、皆の呼び方


でも、相変わらず平隊士を見たら逃げてしまう

今は、土方さんの部屋で書類をまとめている

そこへ、

原田「おーい!雅紀ー!!」

雅紀「あっ、左之にぃ」


本人は、左之助って、呼んでくれって、言われているけど、こっちが、執着してしまった。

他の人も、名前で呼んでくれって、言われたので皆、名前呼びをしている。

けど、まだ、なれなくて恥ずかしい


僕は、そのまま左之にぃに、抱きつく

原田「はははっ。本当に、なつくと、性格が変わるな~。前までは、触るどころか、目もあわせてくれなかったしな」

雅紀「どころで…どうしたの?」

原田「あ。なぁ、お前って…」

沖田「あー、また、雅紀君を独り占めしてるー」

っと、沖田さん…じゃなくて、総司がやってきた

原田「独り占めって…」

沖田「雅紀君、お団子、買ってきたから一緒に食べよ?」

雅紀「うん。 じゃ、お茶、淹れてくるから、座ってて!」

僕は、左之にぃに、下ろしてもらって、お茶を淹れてにいって、三人でお団子を食べた

食べ終わると、二人とも自分の部屋へ、戻って行った

…結局、左之にぃ何の用だったんだろ?

首を傾げて書類をまとめていると、後ろから声がした

土方「おい」

雅紀「え?あ、土方さん」

集中していたせいか、土方さんが入って来るのが気づかなかった

土方「明日から、出張に行ってくるから、大人しくしとけよ?」
っと、頭を撫でられる

土方さんが怖がったのは、最初だけで今は、あまり怖くないし、最近はこの人の補佐になってよかったと、思うようになった

土方さんは、優しいけど不器用で近藤さんを…新選組を大切に思っている事が、この数日で良く分かった。

この新選組のなかでは、三番目に好きだ。

もちろん、一番は、千鶴おねぇちゃんで、二番は、左之にぃ。

雅紀「わ、分かってます!」

土方「ふっ、いい子にしてたら、お土産買ってきてやる。」

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