第1章 ~PROLOGUE~
…………な、なんでこんな事に
あのあと、色々と言い合ったが結果、
千鶴おねぇちゃんは、斎藤さんの小姓。
そして、僕の方は…一番嫌だった、土方さんの、小姓でわなく、補佐をすることになった。
も、もう。本当に家で大人しく千鶴おねぇちゃんと父様を、待っていればよかった。
本当に、人生で最大で最悪の日だ。
そして現在、土方さんの部屋に無理矢理、連れて来られた僕は、部屋のすみで丸まっていた。
それにしても、補佐って何をするんだろ…
雅紀「あ、あの…」
土方「なんだ。」
雅紀「えっと…ふっ、副長補佐って…何をするん…です…か?」
土方「あー。何もしなくていい。」
雅紀「え? そ、そんなの、ダメ…です。その…ここに置いてもらっている以上は何か、させてください」