第1章 ~PROLOGUE~
……ん?
??「…、雅紀、雅紀!」
誰かが、僕の名前を呼んでる。
おねぇちゃん?
貴「…っん、千鶴おねぇちゃん?」
??「んー、残念。僕はお姉ちゃんじゃないよ。どっちかと、いうと…お兄ちゃん?」
ー?
その声は…
貴「…はっ、お、沖田さん!//////」
僕は、すぐに毛布を頭からかぶる。
沖田「あははははっ(笑)。おはよ、雅紀くん。」
貴「あ、えっと…おっ、おはよう…ざいます」
沖田「よし、おいで。君のお姉さんも居るから」
やった!
千鶴おねぇちゃんに会える!!
沖田「よし、じゃー、行くよ」
っと、言うと僕を毛布ごとた抱きかかえて部屋を出た。
貴「え?あ、ちょっ、沖田さん!僕、自分で歩けますから、下ろして下さい//////」
沖田「こらっ、まだ熱があるんだから、じっとしてなよ」
(……なんか、また眠たくなってきた。)
沖田「よし、ついたよ雅紀君?」
貴「う…ん。…おねぇ…ちゃん……?」
沖田「そうだよ。」
沖田side
雅紀君は、また、眠たくなったのか、うとうとしていた。
しょーがないか…
沖田「土方さーん。連れてきましたよー。」
っと、土方さんに声をかける。
土方「なら、とっとと入りやがれ」
沖田「いやー、入りたくても入れないんですよ。だから、開けて下さい」
土方「あ?何を言ってやがるんだ。左之、ちょっと、開けてやれ」
原田「お、おう。」
襖の向こうから、左之さんの声が聞こえたと思ったら、急に襖が開いた。
原田「~!!!!」
あははははっ、雅紀君を見て驚いてる。
沖田「ね?これだと開けれないでしょ?」
ほぼ、右手で寝ている雅紀君を抱えて、左手で、雅紀君に被せている毛布を持っている。
土方「何やってんだ。……っ!!!!」
土方さんは、そう言って、こっちにきた。
土方さんも、雅紀君を見て驚いているようだ。
沖田「土方さんが、そのまま連れてこい。って言ったのでそのまま連れてきました。」
土方「…(怒)。俺は、目を覚ましていたらっと、言ったはずだが…」