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冬猫の恋

第4章 庇う (シカマルsaid)


(シカマルsaidに戻ります)


二人の会話を聞いて安心した俺たちはバレ無いようにその場を後にした



チョウ「ゆえちゃんすごいね…」

「あぁ…ただあれじゃあ解決した事にはなんねぇしゆえが標的になるだけだ。あいつわかっててやってんな…」



あれは普通、俺らの歳で出来る事じゃない

自分に標的を向ける為に仕組んだナルトを庇う為に…
そしてあの殺気に似た威圧感は普通のやつじゃあ出せねぇ…


「そういう、立場にあったって事だな…」


と呟く、両親がいない、自分は化け物だと主張した…

あいつの事が少し解って少し複雑な気持ちになる…

好奇心、罪悪感、知りたい…側に居たい…守りたい…

色々なモノが渦を巻いていた、何なんだこれ…



チョウ「シカマル、どうする⁇」

「めんどくせぇことは嫌いだ…けど解ってて見過ごす馬鹿じゃねぇ!ならゆえの事守るっきゃねぇだろ!」

チョウ「シカマルならそう言うと思った!僕も!ましてゆえちゃんの怖い顔とか悲しい顔見たくないもんね!」


明日がどうなるか解らねぇがゆえ守るで一致した

俺の中の日常にどんどんゆえの存在がでかくなっている気がした…


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