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【ハイキュー短編集】俺達はまだ若い

第11章 【青城3年】登校


「行って来まーす」


そう元気に挨拶して玄関のドラを勢い良く開いた。その瞬間、風が一気に吹きかかる。
まだタイツは履いてないから肌が寒い。ダサいけどスカートを伸ばしたい気分だ。
まだ、少し冷たいマフラーを首に巻、歩き出した。


寒い寒いと背丈を丸め震えながらトボトボと私の通う青葉城西高校へと向かう。


の家は多少学校から遠いのかいつも6:00には家を出ていた。その為、5分後には花巻と松川に。10分後には及川と岩泉と言うバレー部と良く出くわすのだ。彼女自体彼らの部のマネージャー券同級生という訳で
彼らとはとても親しい関係にある。



「まっつん、マッキー、おはよ〜」
「おはよ」
「はよ」

いつも通り挨拶をすると隣へ並ぶ。現在彼らに挟まれている状態だ。それ及川、岩泉に会うまでに他愛もない話をする


「はぁ、寒いね」
「そうだな」
「この寒さは2月並だよな」
「今、11月なのにね」

「そう言えば今思ったけどうちの学校のスカート短いよな、寒くねーのかな」

そう花巻が言った。
やはり出る話題と言ったら、寒さについて。
何故か知らないけど今日の気温は10度を超えないらしい。どうした者から。これが異常気象というやつですか。

私を挟んで楽しそうにけしからん内容を話す二人の話を聴き流して、原因について考える。
すると五月蠅い足音が聞こえたと思うといきなりドンッという強い衝撃にお沿われた。それとギューと擬音付きで私のお腹に回っているてが邪魔で苦しくて思わずうめき声をあげてしまった。


「う"!!……ぐる"じい"」
「おはよー!ちゃん!」

私に抱き着いている者の正体は、あのクソ川こと、及川徹だった。
の名前を呼びながらギューっ彼女を強く抱きしめる。周りからな視線が痛いし、何より苦しい。流石パワー5と言うべきだろうか


「おい、クソ川!!が嫌がってるだろうが!!」
「顔死んでるよな」
「抱き着いてる及川が惨めに見えるぜ」
「取り敢えず助けてやろうよ」
「そうだな」
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