第14章 感情の入り交じった××
影「なんだ他にも部員居るんですか!」
菅「……うん、居るよ」
そう言った菅原先輩は悲しそうな、切なそうな、そんな表情をしていた。
武「うお〜い遅くなると教頭先生に怒られるから早く帰るよ〜!」
武田先生がバスの前で大きく手を振っている。
私達は急いでバスを乗り込み席に座った。
またも隣は行った時と同じ飛雄。
私はさっきの菅原先輩の表情を思い出す。
なんであんな表情してたんだろう。
私はそんなことを考えながら瞼を閉じる。
バスの揺れが心地いい。
私はいつのまにか眠ってしまった。