第1章 無効化の女の子
亜[····すまぬ、お前をおどかすつもりは無かったんだ···]
一応あやまったけどなんか震えてるな(焦)
亜[えーっと···鳴海がここにいると思ったんだが知らないか?]
?[鳴海先生なら偉い人に報告に行かはったよ]
声まで震えてるし
亜[報告って何の?]
?[何かうちの入学のことやと思うけど···?]
亜[そうかお前転校生か]
?[うん、そうやけど···]
亜[ふ~んまあ頑張れ]
?[えっ!?]
亜[私は帰る]
見たところ棗の脱走を止めることが出来たみたいだし···
何せソファーで棗が眠っているからな。